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ケガが多い選手は油に注目! [フィジカル]

以前アスリートが繰り返す怪我の原因として5つあげました。

①ウォーミングアップの問題
②強化トレーニングの方法
③バランスが崩れてしまった
④トラウマとなっている
⑤栄養の問題

この中で最も重要と考えられるのは「栄養の問題」です。

これは食事を注意していても見逃すものがあります。
体の構成として必要な栄養素の大部分を締めるのは「タンパク質」と「脂質」です。
タンパク質はほとんどのアスリートが十分な量を摂っていると思います。
トップアスリートとなれば更に良質なタンパク質を摂っているでしょう。


<脂質の役割>

では「脂質」はどうでしょうか?
脂質は多くの体内ホルモンや脳、神経系、体内酵素などの原料となります。
またエネルギー源として糖質よりも貯蔵時間が長いです。
そして最も重要なこととして細胞膜の70%ほどはこの脂質で作られてます。
細胞で体はできてますから基本的な部分です。

スポーツの種目によっては減量が必要となります。
ほとんどのアスリートはタンパク質を多めに摂って糖質と脂肪は抑えます。
体脂肪を落とすには熱を産生しないとなりません。
何を原料として落とそうとしているのでしょうか?
簡単にケガにつながりませんか?


<脂肪の質が重要>

減量中のアスリートは食事から脂肪を摂ることを嫌います。
オメガ3やDHA&EPAのサプリメントを飲んでいることが多いです。
でも脂質の総合量からするとこれだけでは少ないです。

また減量していない時期は揚げ物や炒め物で油を摂っていることが多いです。
これらは油の質に問題があります。
トランス脂肪酸という油であれば体の構成要素になりません。
質の良い油の種類と比率がとても大事となるのです。

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トランス脂肪酸は加工された油である、
マーガリン、ショートニング、ファストスプレッドや
高温加熱処理された特定の油に多く含まれています。

トランス脂肪酸がなぜケガにつながるのか?

次回お話ししたいと思います。


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